ロンドン五輪の日本選手団長に上村氏、総監督は塚原氏

[ 2011年9月6日 20:42 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は6日の理事会で、来夏のロンドン五輪の日本選手団団長に1976年モントリオール五輪で柔道無差別級金メダルの上村春樹選手強化本部長(60)を正式決定した。総監督は塚原光男理事(63)が務める。

 同五輪は日本が初参加した1912年ストックホルム五輪から100年となる節目の大会。上村団長は「重要性を理解している。日本は東日本大震災の後ということもあり、厳しい状況ではあるが、戦う姿や勝つことを見せることで感動を生み、元気を与えられればいい」と抱負を語った。

 第1回冬季ユース五輪(来年1月・インスブルック)は団長に市原則之専務理事(69)、総監督に古川年正理事(64)を選んだ。

 ▼上村春樹団長の話 日本が五輪に参加して100年の記念すべき大会で団長を務めさせていただき、緊張を感じる。是が非でもいい成績を残したい。

 ▼塚原光男総監督の話 有望なターゲット競技、種目を絞りつつメダル目指す。金メダル数で世界5位の目標を達成するため、強化策を実行していく。総監督として全力投球する。

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2011年9月6日のニュース