カーワン日本「W杯で最低2勝」へ秘密兵器!

[ 2011年8月23日 06:00 ]

W杯出場メンバー発表後、ボールを手に笑顔を見せるカーワン・ヘッドコーチ

 ラグビーW杯ニュージーランド大会(9月9日開幕)に出場する日本代表のジョン・カーワン・ヘッドコーチ(46)は22日、W杯メンバー30人を発表した。先月20日発表の31人からフランカー西原忠佑(23)が落選。日本代表は体力強化のために秘密兵器を投入することになった。

 代表は3年前から人工的に低酸素状態をつくり出す装置(ATS)を導入した。選手はATSにつながれたマスクをつけながらローイングマシンをこいでいる。現地では低酸素環境をつくれる大型コンテナを宿泊先の横に設置し、選手はコンテナの中で高地トレーニングができるようになった。

 日本代表の太田治GM(46)は「メーカーのご厚意で実現しました。マスクをつけないからトレーニングのバリエーションが増えますね」とにんまり。「W杯で最低2勝」と意欲満々のカーワン・ヘッドコーチ。新兵器が目標達成の手助けとなるか注目される。

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2011年8月23日のニュース