自転車の女子トラック　第２回人材発掘合宿開始　

　来年のロンドン五輪の自転車でケイリンなどが新採用される女子トラック種目の人材発掘合宿が１４日、静岡県伊豆市の日本競輪学校で始まり、強化指定選手の石井寛子（スーパーＫアスリートラボ）の妹で会社員の石井貴子らほとんど競技経験のないメンバーも含めた６３人が参加した。

　５月に就任した松本整・日本代表監督は、一貫した強化方針で組織的な選手育成を目指している。合宿で強化指定選手とほぼ同じ内容を経験できるため、同監督は「トップ選手の近くで、彼女たちがどんな練習をしているか意識し、今後に生かしてほしい」と話した。

　合宿は６日間。昨年の第１回に参加し、強化指定選手になったバンクーバー冬季五輪スピードスケート団体追い抜き銀メダリストの田畑真紀（ダイワ）らも２日目から本格的に練習する。