日本 イタリアに惜敗「勝つチャンスもあった」

[ 2011年8月14日 10:28 ]

日本―イタリア 後半、突進する菊谷(右)

 9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会に出場する日本代表は13日、イタリアのチェゼーナでイタリア代表との強化試合に臨み、24―31で惜しくも敗れた。イタリアとのテストマッチ通算成績は5戦全敗。

 序盤に2トライを許した日本は前半22分にWTB宇薄(東芝)、同28分にCTB平(サントリー)がトライを奪って追い付き、PGで加点して17―14で折り返した。しかし、後半にモール攻撃で2トライを奪われ、1トライを返すも及ばなかった。

 7月下旬からイタリアで合宿していた日本は15日に帰国。21日に東京・秩父宮ラグビー場で米国代表とのW杯壮行試合に臨む。

 ▼カーワン日本代表ヘッドコーチの話 良い経験になった。最初は日本のリズムをつくれなかったが、リズムをつかんでからはいい試合ができた。勝つチャンスもあった。

 ▼菊谷崇の話 守備で対処しきれなかった。修正できなかったのが反省点だが、大きな経験になった。落ち着いてプレーすれば、反則も減らせると思う。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月14日のニュース