スエマエ決勝進出ならず…銅メダル決定

[ 2011年8月14日 06:00 ]

女子ダブルス準決勝で中国組と対戦中、ミスをして悔しそうな表情を見せる末綱(右)、前田組

 バドミントン世界選手権第6日は13日にロンドンで各種目の準決勝を行い、女子ダブルスで初のメダル獲得を決めた第3シードの末綱聡子、前田美順組(ルネサス)は8―21、15―21で第1シードの王暁理、于洋組(中国)に敗れて決勝に進めず、銅メダルとなった。末綱、前田組が勝っていれば、日本勢では1977年の第1回大会女子ダブルスで優勝した栂野尾悦子、植野恵美子組以来、全種目を通じて34年ぶりの決勝進出だった。

 昨年まで2年連続で準々決勝で敗退し「三度目の正直」で初のメダルを獲得した末綱、前田組だったが、パワーを武器とする第1シードの中国ペアには通じなかった。日本勢で34年ぶりとなる決勝進出を逃しての銅メダルに、末綱は「やっぱり悔しい」と涙をぬぐった。それでも過去2戦2敗の強敵に、第2ゲームでは一時は7―4とリード。末綱は「(この相手に)リードしたことは今までないと思う。力がついてきていることも事実」と手応えも得た。

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2011年8月14日のニュース