同期の大横綱、かつての好敵手もねぎらい「ご苦労さまの気持ち」

[ 2011年7月19日 20:43 ]

 ▼放駒理事長(元大関魁傑)の話 初土俵から23年間、本当にお疲れさまと言いたい。不世出の名大関として語り継がれると思う。今後は後進の育成に努め、第2の魁皇を育ててもらいたい。

 ▼魁皇と初土俵が同期の貴乃花親方(元横綱)の話 お疲れさまというより、ご苦労さまの気持ちです。いつまでも「同期の星」でいてほしかったですが、本人の気持ちもあるので仕方のないところもある。でも残念ですね。これからは同じ「親方」として、相撲協会のために頑張っていきましょう。

 ▼魁皇の好敵手だった藤島親方(元大関武双山)の話 一緒に刺激し合った特別な存在だから、寂しくなるし残念だ。休場して来場所もやるものだと思っていた。ただ勝負の世界だから、勝てなければやめるしかない。本人が最もほっとしているのではないか。

 ▼玉ノ井親方(元大関栃東)の話 ここ数場所を見ていると体力の限界を感じていたが、最後に通算最多勝記録をつくったことは偉大だ。ここまで長く現役を続けたのも素晴らしい。気持ちの優しい力士だった。

 ▼魁皇戦を最後に引退した佐ノ山親方(元大関千代大海)の話 古い戦友として本当にお疲れさまと言いたい。この日の一番と雰囲気を見て最後になると感じたが、ファンのために一日でも長く土俵に上がる姿勢には感動していた。今まで本当に立派だったと思う。

 ▼横綱白鵬の話 同じ(立浪)一門でずっと入門のときから引っ張ってきてくれた。憧れの力士の一人でもあった。本当にお疲れさまです。そしてこれからもよろしくお願いします。同じ土俵で名大関と対戦したことを誇りに思う。

続きを表示

2011年7月19日のニュース