「震えるくらいうれしかったが…」団体切符逃し複雑な帰国

[ 2011年7月12日 08:54 ]

 アーチェリーの世界選手権(トリノ)で上位に進出し、ロンドン五輪の個人出場を決めた男子の菊地栄樹(デオデオ)と女子の早川漣(長崎・佐世保商高職)が12日朝、羽田空港に帰国した。

 日本が目標とした団体出場枠を獲得できなかったこともあり、2人とも複雑な表情。韓国出身の早川は「出られるのはうれしいけど、みんなで出たい」と話し、菊地は「震えるくらいうれしかったが、団体で決められずに素直に喜べない」と控えめに話した。

 日本は菊地、早川に加え男女各2人の代表を選び直し、来年6月に米国で行われるワールドカップ(W杯)で団体出場枠を狙う。

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2011年7月12日のニュース