話題豊富の名古屋場所 白鵬8連覇&魁皇最多勝利 

[ 2011年7月9日 17:57 ]

 大相撲名古屋場所は10日に名古屋市中区の愛知県体育館で初日を迎える。八百長問題の影響で本場所興行は1月の初場所以来で半年ぶり。角界が再生を図る今場所は記録面で話題が豊富だ。

 優勝争いの中心となる横綱白鵬は20度目の節目の優勝と、朝青龍を抜いて単独最多となる8連覇を狙う。9日に土俵祭りに参加して15日間の安全を祈った白鵬は「いよいよという気がする。今までのようにやれば、できないものではない」と自信を漂わせた。

 大関魁皇は千代の富士の持つ通算1045勝の史上1位記録にあと1勝。場所前は腰痛などで十分な稽古を積めず「しんどいけど仕方ない」と話したが、豊かな経験があり、記録更新の期待は大きい。

 関脇琴奨菊は大関とりに挑戦。昇進の目安は直近3場所の合計33勝で、琴奨菊はここ2場所で21勝している。

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2011年7月9日のニュース