元王者との差は“好機をものにする力”錦織「もったいない一戦」

[ 2011年6月22日 09:23 ]

男子シングルス1回戦でバランスを崩し、倒れる錦織圭。レイトン・ヒューイットに敗れた
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ウィンブルドン選手権第2日

(6月21日 英ロンドン・オールイングランドクラブ)
 元世界ランク1位で02年のウィンブルドン優勝者、ヒューイットに競り負けた錦織。2セットを奪われながらも強打で第3セットを奪う健闘も及ばず「チャンスはあったが、きっちり締められなかった。もったいない一戦だった」と悔やんだ。

 5―4とリードした第2セットでは、第10ゲームで40―0のセットポイントを迎えたが、2度もダブルフォールトを犯してゲームを落とし、結局、タイブレークの末にセットを失った。現在の世界ランキングでは錦織の52位に対し、30歳のヒューイットは負傷などの影響で130位。それでも好機をいかにものにするかで元王者との力量差を見せつけられた21歳は「この経験を無駄にしないようにしたい」と言葉に力を込めた。(共同)

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