日本代表の新ジャージー 14%の軽量化と特殊加工

[ 2011年6月22日 19:18 ]

記者会見で発表されたW杯ニュージーランド大会に出場する日本代表の新ジャージー

 日本ラグビー協会は22日、9月に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会に出場する日本代表の新しい「桜のジャージー」を発表した。赤白が基調のデザインに大幅な変更はないが、従来より約14%軽くなったという。

 製作したカンタベリー社によると、5度の試着テストを重ねて約1年かけて開発。胸部の素材は通気性が高く、特殊樹脂で捕球時に滑らない加工を施した。FW用はスクラムを組みやすいよう肩の部分にも滑り止め加工がなされた。逆に、胴や袖には相手につかまれにくいように滑る加工が施された。

 記者会見でFW菊谷崇(トヨタ自動車)は「体の各パーツにフィットして着心地がいい」と笑顔。日本代表を応援するテレビ番組に出演しているお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」も会場に現れ、吉田敬は「タックルがしたくなってきた」と気合を入れていた。

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2011年6月22日のニュース