魁聖 秋場所後に母国ブラジルに凱旋

[ 2011年6月22日 06:00 ]

できあがったばかりの宿舎の土俵を整備する魁聖

 ブラジル初の幕内力士・魁聖(24=友綱)が秋場所後に母国に凱旋することになった。

 新入幕だった5月の技量審査場所で10勝を挙げて敢闘賞を受賞。師匠の友綱親方(元関脇・魁輝)から帰国を許可されたが、正式に発足が決まったサンパウロの後援会のスケジュールに合わせて9月末の帰国を決めた。魁聖にとっては力士として初の“里帰り”。5月場所の活躍で母国でも知名度が急上昇している。この日、名古屋市の友綱宿舎で名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)に向けて始動した魁聖は「故郷の応援は励みになる」と抱負を口にした。

続きを表示

2011年6月22日のニュース