小塚「花開いた」高橋「失敗ですっきりした」

[ 2011年5月3日 16:07 ]

フィギュアスケートの世界選手権から帰国し、銀メダルを手に笑顔を見せる小塚崇彦

 フィギュアスケートの世界選手権で2位になった男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)ら日本勢が3日、モスクワから成田空港に帰国し、銀メダルを首に掛けて記者会見した小塚は「今大会は100パーセントの演技ができた。ちょっとずつ積み重ねてきたものが花開いた」とうれしそうに話した。

 だが喜びに浸ることなく「フリーで4回転ジャンプを2回跳べるようにしたい。3年後のソチ五輪にピークをしっかり合わせる」と、早くも来季以降に目を向けた。

 男子5位で2連覇を逃した高橋大輔(関大大学院)は「今回の失敗ですっきりした気持ちになった。ソチ五輪まで頑張ってみようという気持ちが芽生えた」と語った。女子6位だった浅田真央(中京大)は「一番印象に残ったのが世界選手権」と今季を総括して「この悔しさを忘れずに頑張れば、結果はついてくる」と復活を誓った。

 初出場で女子8位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は「みんなの迫力ある滑りを見て感動した。早く練習したい」と意欲的だった。

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