被災地に勇気を…カーワンHC、畠山を主将に指名

[ 2011年5月3日 06:00 ]

ラグビーアジア5カ国対抗の第2戦となるカザフスタン戦で、主将を務める宮城県気仙沼市出身の畠山健介

 日本ラグビー協会は2日、アジア5カ国対抗カザフスタン戦(7日、タイ・バンコク)に出場する日本代表メンバーを発表した。先発を前戦香港戦(4月30日)から10人(FW7、BK3)入れ替える。

 ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(46)は東日本大震災による津波で宮城県気仙沼市の実家が流されたプロップ畠山健介(26=サントリー)をゲーム主将に指名。畠山は「震災の被害を受けた私の出身地をはじめ東北や被災地の皆さんに、勇気を与えられるようなプレーをしたい」とコメントした。

 ◆始動 ラグビー・トップイーストの釜石シーウェイブス(旧新日鉄釜石)が、岩手県釜石市でチームミーティングを開き、始動した。

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2011年5月3日のニュース