下克上の予感…グリズリーズ114得点快勝

[ 2011年5月3日 06:00 ]

 NBAプレーオフは1日、地区準決勝シリーズがスタートし、西地区8位のグリズリーズは敵地オクラホマシティーで4位サンダーに114―101で快勝。1回戦で1位スパーズを4勝2敗で退けた勢いをそのまま準決勝に持ち込んだ。東地区では2位ヒートが地元マイアミで3位セルティクスを9点差で下して先勝。ドウェイン・ウェイド(29)がチーム最多の38得点をマークして勝利に貢献した。

 グリズリーズはチームリーダーのランドルフがプレーオフ自己最多の34得点を挙げれば、レイカーズのP・ガソルの実弟、M・ガソルも20得点13リバウンドと奮闘。ランドルフは「全員が自分を信じている。だからまだ上に行ける」と揺らぎない自信をちらつかせた。現行システムで8位が1位を倒したのは史上2チーム目。しかし連続してシリーズを勝ち抜けば、グ軍が史上初めてとなる。レギュラー・シーズンではサンダーに3勝1敗。既に“下克上”の予感が漂ってきた。

 ◆受賞 今季の最優秀監督にブルズのトム・ティボドー監督(53)が選出された。同監督はニックス、セルティクスなどで20シーズンにわたってアシスタント・コーチを務め、就任1年目でリーグ最高勝率(62勝20敗)を収めた。

続きを表示

2011年5月3日のニュース