トヨタ車体　新人・竹田が４強入りの立役者

バレーボールの全日本男女選抜大会第４日

（5月3日 大阪府立体育会館）
　トヨタ車体は中京大出身で守備が売りの新人、竹田が４強入りの立役者となった。サーブレシーブでチームトップの３８本を受け、成功率７８・９％と返球の安定感は抜群。「集中して返すことができた。まだ入って２カ月で、貢献できてうれしい」と初々しかった。

　セッターがほとんど動かずにトスを上げられる状況が多く、攻撃が多彩になった。故障のエース都築の穴を埋めた“孝行娘”の出現に、かつて日本代表を指揮した葛和監督は「大学時代は名前も聞いたことがない選手だったが…。獲得して良かった」と喜んだ。