練習が生んだ自信胸に…ついに開花した大器「まだまだ勝ちたい」

[ 2011年4月24日 17:17 ]

最終日、通算5アンダーでツアー初優勝を飾った金田久美子

女子ゴルフツアー フジサンケイ・レディース最終日

(4月24日 静岡県伊東市・川奈ホテルゴルフコース富士コース=6464ヤード、パー72)
 金田久美子が5打差を逆転してツアー初優勝。2008年のツアー予選会1位突破など、大器と言われ続けた21歳がプロ3年目で結果を出し、「本当にうれしい。しっかり練習したので、自信を持って落ち着いてプレーできた」と喜びを語った。

 1番で2メートルの難しいラインのバーディーパットを決めた時「今日はいける」と早くも確信したという金田。前半で五つスコアを伸ばし首位争いに加わっても、自分を見失わず「冷静にプレーできた」。「手が痛くなるまで練習したことで自分に自信が持てた」のがその裏付け。難ホールの13番でグリーン奥からピタリとピンに寄せたパーセーブはまさにその成果だった。

 コース外での奔放な言動が物議を醸したこともあったが、ゴルフへの取り組みは真剣。「この1勝だけで終わらず、まだまだ勝ちたい」。21歳はさらなる飛躍を誓っていた。

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