内村 圧勝で4連覇!女子は鶴見が史上初V6

[ 2011年4月24日 18:43 ]

男子で4連覇を果たした内村航平の鉄棒

 体操の個人総合で争う全日本選手権最終日は24日、東京・国立代々木競技場で決勝を行い、男子は来年のロンドン五輪で金メダルを狙う内村航平(コナミ)が予選に続くトップの94・000点を挙げ、合計188・900点の圧勝で史上6人目の4連覇を果たした。女子は鶴見虹子(朝日生命)が史上最多の6連覇。

 世界選手権2連覇中の内村は、新たな構成で臨んだあん馬と跳馬など3種目で最高点。2位小林研也(コナミ)に8・150点の大差をつけた。

 女子は予選首位の鶴見が決勝もトップの55・250点、計110・700点で逃げ切った。初優勝を狙った田中理恵(日体大大学院)は1・350点差の2位だった。

 今大会は世界選手権(10月・東京)代表の第2次選考会でもあり、男子の上位36人、女子の同24人が最終選考会を兼ねる6月のNHK杯に進む。

 ▼内村航平の話 着地があまり決まらず、内容には満足していない。2日間とも着地もまとめてミスなくできた時にうれしさは込み上げてくると思う。

 ▼鶴見虹子の話 ほっとした。まだベストの体調ではないけど、失敗しないでできたことがうれしい。シーズンオフに練習してきたことがうまくできたと思う。

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