遼は19位に後退…後輩の躍進「素晴らしい」

[ 2011年4月23日 06:00 ]

12番、バーディーパットを惜しくも外し天を仰ぐ石川遼

つるやオープン第2日

(4月22日 兵庫・山の原GC山の原C=6770ヤード、パー71)
 後輩の活躍を素直に喜んだ。18番グリーンで浅地のスコアを知った石川は「素晴らしいです」と賛辞を惜しまなかった。弟分の話題には笑顔を見せながらも、自身のゴルフには不満が募った。

 ショットがぶれ、パットが決まらない。雨が強くなった16番、18番はともに2メートルのパットを外してボギー。4バーディー、3ボギーで6位から19位に後退し「最悪なパターンでもアンダーパーと思っていたので、優勝争いの最低限のノルマはクリアした。でもゴルフ全体には満足していません」と厳しい表情だった。この日からパット前の素振りを1回から2回に変更。微調整してバーディー量産を狙ったが「右に出ていた」とチャンスで惜しいパットが続いた。

 首位とは7打差に開いた。しかし「1日で7、8アンダーが出るコース。諦めずにやりたい」と前を向いた。ラウンド後は雨の中、練習場へ直行し、修正を図った。勝負はこれからだ。

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