元蒼国来&元星風が仮処分申請“解雇は不当”

[ 2011年4月23日 06:00 ]

司法クラブで会見する元蒼国来(中央)

 八百長問題で日本相撲協会を解雇された元幕内・蒼国来の恩和図布新(おんわとうふしん)氏(27)=中国出身=と元十両・星風のボルド・アマラメンデ氏(27)=モンゴル出身=が22日、解雇は不当として、力士としての地位保全と給与の仮払いを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。

 会見した元蒼国来は「弁護士さんにきちっと裁判で明らかにしていただいて、協会にもう一度考え直してもらいたい」と強い口調で話し、5人の代理人の一人である小松初男弁護士は仮処分申請の結論を待たずに提訴に踏み切ることも示唆した。また元星風は代理人を通じて「早く相撲協会に復帰して、横綱や大関と対戦できるような幕内力士になるという夢を果たしたい」とコメント。代理人の北村晴男弁護士も「最近の事件で、弁護士としてこれほどまでに怒りを覚える事例はない」と話していた。

 ▼日本相撲協会・放駒理事長(元大関・魁傑)法的手段という形になればなったで、こちらもそれなりの対応をしないといけないでしょう。

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2011年4月23日のニュース