遼「フラットスイング」で今季１勝に自信

片山晋呉（左）の脇で笑顔でショット練習する石川遼（左から２人目）

　男子ゴルフツアー第２戦のつるやオープンは２１日、兵庫県川西市の山の原ＧＣ山の原Ｃ（６７７０ヤード、パー７１）で開幕する。前週の開幕戦で３位に入った石川遼（１９＝パナソニック）はスイングを修正して臨む。

　２０日のプロアマ戦では素振りを繰り返してチェック。高めのトップから縦回転を描く「アップライト」を修正し、低めのトップから斜め回転を描く「フラット」なスイングを意識付けた。

　昨秋からフラットなスイングに取り組んでいるが「徐々にアップライトに戻っていた」と振り返る。アップライトだと「右に出やすい」というように、開幕戦の最終日は１Ｗが右に出て池に２回も入れた。その反省を踏まえた微調整で「出球のイメージが合っている」と手応えをつかんだ。

　開幕戦後は「自宅でダラっとしました」というように完全リラックスに充て「体調は全く問題ない」ときっぱり言い切った。優勝争いは１６アンダー以上と想定。「パーで満足していたら置いていかれる」と貪欲にピンを攻めていく。