東北高出身の有村ら女子ゴルファーら 博多駅前で募金活動

[ 2011年3月20日 19:42 ]

 女子プロゴルフの古閑美保、有村智恵、諸見里しのぶら有志11選手が20日、JR博多駅前で東日本大震災の被災者支援の募金活動を行い、約2時間立ち続けて大きな声で協力を訴えた。

 発起人は震災で水戸市内の自宅が半壊し、有村の家に身を寄せる川原由維で「何かできないかと考え、九州にいるみんなに声を掛けた」という。宮城・東北高出身の有村は「すごく温かい声援をもらった。みんな同じ気持ちだというのが伝わった」と感謝し、被災しながら高校野球の甲子園大会に出場する母校には「球児たちに私や仙台の人たちがエールをもらっている。東北OGとして誇りに思う」と話した。

 また会場ではプロ野球ソフトバンクの斉藤和巳リハビリ担当コーチも募金を手伝い、ヤクルトとのオープン戦前に福岡市のヤフードームで募金活動をした松中信彦、松田宣浩ら選手数人も試合後に駆け付け、街行く人に募金を呼び掛けた。

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2011年3月20日のニュース