悩める藍 日本ツアー規定改正「私には凄く厳しい」

[ 2011年3月1日 06:00 ]

HSBCチャンピオンズを14位タイで終えシンガポールから帰国した宮里藍

 国内女子ツアーの開幕戦、ダイキンオーキッド・レディース(4~6日、沖縄・琉球GC)に出場する宮里藍(25=サントリー)が28日、米女子ツアーのHSBCチャンピオンズが行われたシンガポールから帰国した。

 宮里は、日本女子プロ協会が16日の総会で12年度から日本ツアー出場規定の厳格化を決定したことについて「影響はあると思うし私には凄く厳しいルールになった」と複雑な表情を見せた。

 新規定では宮里ら国際ツアー選手の出場義務試合数は年間試合数の20%(今季の34試合で換算すると7試合)に定められた。それに満たない場合、罰則をこれまでの罰金100万円からシード除外に強化。昨年、宮里は義務試合数に届いておらず「日本で頑張りたい気持ちもある。ただ、ルールで不利になるとなれば仕方ないのかなと。どうなっていくかは分からないですけど…」。

 シードを失うと国内メジャーの出場などで障害が出てくることも予想されるだけに、義務試合数をこなすか日本のシードに見切りをつけるか、難しい決断を迫られることになりそうだ。

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2011年3月1日のニュース