アンソニー２９得点！ニックス１５点差逆転

　ともに“ビッグ３”を抱えるＮＢＡヒートと新生ニックスがマイアミで激突。ニ軍は第２Ｑ途中で１５点差をつけられながらも試合をひっくり返し、敵地で貴重な白星を挙げた。カーメロ・アンソニー（２６）は２９得点、チャンシー・ビラップス（３４）は１６得点を挙げるなどナゲッツからの移籍組が要所で奮闘。大型トレード成立後、チームは２勝１敗となった。

　＜ニックス＞アンソニーが着実に得点を重ねれば、ピストンズ時代の０４年ファイナルでＭＶＰを獲得しているビラップスは土壇場でスティール、３点シュートと攻守両面で大活躍。サンズから移籍してきたスタウドマイアは１点リードで迎えた残り７秒、ヒ軍ジェームズのレイアップをブロックして勝負を決めた。ダントーニ監督は「大事な試合でいい仕事をしてくれた」と３人のプレーを高く評価。ホーム７連勝中だったヒ軍を倒したことで、チームはさらに勢いづきそうだ。

　○…アンソニーの得点は移籍後の３戦で２７、２７、２９。シーズン途中に移籍して３戦連続で２７得点以上をマークしたのはＤ・ウィルキンス（ホークス→クリッパーズ）以来、史上２人目。