美姫、名古屋→羽田「12時間」も精力的滑り

[ 2011年2月16日 06:00 ]

公式練習で笑顔を見せる安藤美姫。右端はモロゾフコーチ

 フィギュアスケートの四大陸選手権は17日に台湾・台北で開幕する。安藤美姫(23=トヨタ自動車)は15日に現地入りし、早速初練習を行った。黒いレースのセクシーなウエアで、ショートプログラム(SP)の曲を流してステップやスピンを確認。2回転半―3回転の連続ジャンプなども成功させた。

 今回は荷物が多かったため、自宅のある名古屋から羽田空港まで車で移動。本来なら4~5時間のところ、雪の影響で渋滞に巻き込まれ「12時間かかりました」という。だが、疲れも見せずに精力的に滑った。

 モロゾフ・コーチが遅れて会場に到着すると、互いのほおを重ねる情熱的なあいさつを交わすなどテンションは最高潮だ。昨年12月の全日本選手権を6年ぶりに制するなど今季は好調を維持。「世界選手権(3月、東京)前の最後の国際大会。しっかり評価してもらえるように頑張りたい」と力を込めた。

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2011年2月16日のニュース