古賀、強化合宿で“新泳法”披露「肩揺らす」

[ 2011年2月16日 06:00 ]

 競泳の国内トップ選手による強化合宿が15日、東京都北区の国立スポーツ科学センターで公開された。

 09年世界選手権の男子100メートル背泳ぎ金メダリストの古賀淳也(23=スウィン埼玉)は、3日前のクールダウン中にヒントを得たという“新泳法”を披露。従来、体の軸をまっすぐに保つことを理想としてきたが「肩を大きく揺らしながら泳いだら、リズムが取りやすくて腕が楽だった」と方針転換。大きな泳ぎで「練習のベストタイムも出たし、感触はいい」と手応えをアピールした。先月には製薬会社「第一三共」への入社も決まった23歳は「後ろ盾もできて、前に進めると思う」と飛躍を誓った。

 ≪世界選手権Vで五輪内定に目の色ガラリ≫今月1日の日本連盟の常務理事会で、世界選手権(8月、上海)優勝ならロンドン五輪代表内定の新ルールが決まったことで、選手の目の色が変わった。古賀は「(世界選手権の)金メダルを狙うのも、五輪代表を狙うのも重圧は変わりないかな、と。上海の代表になって、50、100で金メダルを獲りたい」ときっぱり。昨季の男子200メートルバタフライ世界ランク1位・松田丈志(26=コスモス薬品)も「モチベーションはかなり上がった」と歓迎した。

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2011年2月16日のニュース