長所を伸ばせ…世界体操の代表選考に新基準

[ 2011年2月10日 06:00 ]

 日本体操協会は9日、来年のロンドン五輪出場権獲得が懸かる世界選手権(10月・東京)の代表選考方法に、男子代表6人のうち1人は種目別の床運動と跳馬を合わせた成績最上位者を選ぶ新基準を発表した。

 選考対象の大会は4月の全日本選手権と6月のNHK杯。残る5人は従来通り、個人総合の上位3人などから選出する。昨年の世界選手権の選考は日本が苦手なあん馬を重視。今回はライバルの中国が比較的弱いとされる床運動と跳馬で高得点を稼ぐことを狙った。立花泰則男子強化本部長は「あん馬は克服できた。次は長所を伸ばしてロンドンにつなげたい」と述べた。

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2011年2月10日のニュース