放駒理事長「新生の年へ全力」再出発を宣言

[ 2011年1月10日 06:00 ]

横綱・白鵬(左から3人目)ら三役以上の力士を従え、協会あいさつを行う放駒理事長

大相撲初場所初日

(1月9日
両国国技館)
 相撲協会が不祥事に揺れた2010年から脱却し、新たな決意のもとで再出発することを宣言した。

 初日恒例の協会あいさつで、放駒理事長(元大関・魁傑)は「昨年失った信頼を回復するため、協会一丸となって、相撲協会“新生の年”となりますよう全力を尽くします」と決意表明。横綱・白鵬ら三役以上の力士らを従えて土俵上から頭を下げると、館内からは温かい拍手が起こった。

 この日は満員御礼の垂れ幕も掲げられ、熱戦も多く見られるなど館内も盛り上がった。新年最初の興行は上々の成果を収めたが、理事長は「全員が心機一転、相撲界は変わった、良くなったなと言われる体制づくりをしていく」と気を引き締めた。

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2011年1月10日のニュース