男子は“箱根3区”八巻、女子は吉田がV!

[ 2011年1月10日 06:00 ]

ハーフ一般の部で優勝を飾った吉田香織と八巻賢

 スポニチ後援第12回谷川真理ハーフマラソン(東京都北区・荒川河川敷野球場発着)は9日、約1万2000人のランナーが参加して行われた。ハーフ一般男子は八巻賢(22=城西大)が1時間5分14秒で、同女子は吉田香織(29=アミノバイタルAC)が1時間11分24秒で、それぞれ優勝した。

 男子優勝の八巻は今年の箱根駅伝で3区を走った城西大4年生。卒業後は東京消防庁への就職が決まっており、陸上競技生活は大学でピリオドを打つ。その最後の思い出として今大会に参加。「1時間6分を切れたし、気持ち良く走れました」と会心の笑顔。女子は吉田が連覇。次走の横浜国際女子マラソン(2月20日)で世界選手権切符をゲットすべく、その試走として参戦。「そこへ向けて調子を上げている段階。タイムもほぼ予定通り」と話した。

 ≪谷川真理さんも参加≫大会ホステスの谷川真理さん(48)もハーフマラソンに参加し、1時間25分台でゴールした。この大会は「地雷ではなく花をください」を合言葉に始まったチャリティー大会。過去11年で集まった2000万円を超える募金は、NPO法人「難民を助ける会」に寄付されている。マラソン前のあいさつで谷川さんは「世界には地雷があって満足に走ることができない国もあるのです。マラソンができることのありがたみを味わいながら走ってください」と呼び掛けていた。

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2011年1月10日のニュース