東福岡21点差追いついた 桐蔭学園と両校優勝

[ 2011年1月8日 15:29 ]

第90回全国高校ラグビー大会決勝で引き分け、両校優勝を喜ぶ東福岡と桐蔭学園の選手たち

全国高校ラグビー決勝

(1月8日
花園ラグビー場)
 第90回全国高校ラグビー大会は8日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝を行い、東福岡(福岡第1)と桐蔭学園(神奈川第2)が31―31で引き分け、両校優勝となった。両校優勝は昭和天皇逝去で決勝が中止となった第68回大会以来、史上4度目。引き分けでの両校優勝は第27回大会以来となった。東福岡は2大会連続3度目、桐蔭学園は初の高校日本一の座に就いた。

 前回大会決勝と同じ顔合わせ。東福岡は第81回大会から4連覇した大阪・啓光学園(現常翔啓光学園)以来の連続優勝となった。桐蔭学園は神奈川県勢としては第74回大会の相模台工(現神奈川総合産)以来16大会ぶりの全国制覇。

 ▼東福岡・谷崎重幸監督の話 いい形でトライを取られて、流れを取り返すのが大変だった。毎日の練習は負けている状況を設定してやっている。だから21点差を追い付けた。すごいゲームを選手たちはやってくれた。

 ▼桐蔭学園・藤原秀之監督の話 東福岡は最後の最後まで粘り強かった。前日の夜に(同時優勝の)予感はしていた。でも選手は十分力を発揮した。お互い精いっぱいやったので素直に喜びたい。

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2011年1月8日のニュース