同じ一門の放駒理事長 元十両力士提訴に困惑

[ 2010年9月7日 19:05 ]

 大相撲の元十両大勇武関が引退を強要されたとして日本相撲協会などに損害賠償を求めて提訴したことを受け、相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は7日、「やめた者がみんなこういうことをやり出したら困る」と話した。

 元大勇武関が所属していた芝田山部屋と放駒部屋は同じ二所ノ関一門で、場所も近いため普段から交流が多い。夏場所後には元大勇武関が放駒部屋に引退のあいさつに訪れたという。放駒理事長は「その時は変わった様子はなかった。まげもあったけど、数日後には髪を染めていたと聞いている」と明かした。
 また、以前から元大勇武関の生活態度に問題があったことも指摘。芝田山親方(元横綱大乃国)から暴力を受けたとの主張については「しつけの範囲内」との見解を示した。

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2010年9月7日のニュース