男子ゴルフW杯が開幕 日本は3位発進

[ 2009年11月26日 18:30 ]

 男子ゴルフの国・地域別対抗戦、オメガ・ワールドカップ(W杯)は26日、中国・深センのミッションヒルズGCオラサバル・コース(7251ヤード、パー72)で開幕。今田竜二と藤田寛之の日本は10バーディー、ボギーなしの10アンダー、62で首位と4打差の3位と好発進した。初日は各ホールとも2人のうちのいい方のスコアを採用するフォアボールで行われ、藤田が6バーディー、今田は4バーディーを奪った。北アイルランド出身のグレーム・マクダウェル、20歳のロリー・マキロイが出場のアイルランドが14アンダー、58で首位に立ち、アルゼンチンが3打差の2位につけた。

 第1ラウンドはいい方のスコアをカウントするフォアボール。今田が「きょうはうまくかみ合った」と言うように、日本は互いにカバーしながら、10バーディーで3位につけた。
 2番の今田に続き、「いい循環に入っていけた」という藤田が切れのいいアイアンショットで3、4番での連続バーディー。7、9番でも短いパットを沈めてスコアを伸ばした。457ヤードと長いパー4の12番では藤田が続けてバンカーにつかまるトラブルとなったが、今度は今田が第2打を1メートルにつけて、しっかりとバーディー。「65くらいを出したかった」と話していた今田の予想を上回るボギーなしの62に結び付けた。
 第2ラウンドは1個のボールを交互に打つフォアサムになる。日本の目標スコアは68で、藤田は「きょうのような攻撃的なゴルフはできない。守るところは守っていきたい」と、手堅くいく作戦を披露した。(共同)

続きを表示

2009年11月26日のニュース