石川遼、池田とも好位置!アンダーパーでキング争い

[ 2009年11月26日 18:27 ]

 【カシオ・ワールドオープン】注目の2人がまずは好位置につけた。史上最年少賞金王を狙う石川は後半にスコアを伸ばして首位と3打差。「最終的には自分が予想していたより、いいスコアになった」と納得の表情だった。

 スタートの10番。第1打でいきなりバンカーに打ち込むなど、ティーショットに苦しんだ。12番でも第1打を左に大きく外し、ボギー。それでもきっちりと持ち直したのはさすがだ。「ドライバーの後のアイアン、パットのタッチが中盤からよくなってきた」と言う通り、6番からは3連続バーディー。「ドライバー以外は自信になる」と前向きにとらえ、ラウンド後は早速練習に向かって修正に時間を割いた。

 体調面が心配された池田も地力を発揮した。「惜しいのはあったが、この体では上出来」。インスタートで16番までバーディーがなかったが、17番でバーディーを奪い、18番ではイーグル。後半も一つスコアを伸ばし、3アンダーとした。

 不安を抱える腰をかばい、記者会見はいすの背もたれに体をあずけるようにして応じたが、表情は明るい。「ほかを気にするより今は自分のことでいっぱいいっぱい」と言いながら、手応えを感じているように見えた。

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2009年11月26日のニュース