柔道着の規格を11年めどに統一

[ 2009年8月23日 06:00 ]

 国際柔道連盟(IJF)は21日、オランダのロッテルダムで理事会を行い、柔道着の規格を11年をめどに統一することで合意した。全柔連会長の上村春樹IJF理事が見本として持ち込んだ日本製の柔道着を規格の基とし、布の密度や硬さ、厚さなどの統一値を各国メーカーに渡す。これまでのルールは主に大きさを定めたもので、簡単につかめないほど硬い布地を使う選手がいるなど問題があったためIJFが規制に乗り出した。一方、朽ち木倒しなど足へのタックル技を規制することについては結論が出なかったが、上村理事は何らかの規制を加えたルールを、今秋の世界ジュニア選手権で試す方針であることを明らかにした。

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2009年8月23日のニュース