熱くなった？白鵬“らしくない”ダメ押し一発

＜大相撲夏場所９日目＞豪栄道を上手投げで下した白鵬

　【大相撲夏場所９日目】白鵬が新関脇の豪栄道を力でねじふせた。右四つ十分の形で寄っていったが、相手が粘ると右手で強引に頭を押さえつけ左からの投げで勝負を決めた。「（投げは）流れですね」と淡々と振り返ったものの、土俵上では熱くなっていたのか、豪栄道の腰を右ひざでダメ押しする場面も。放駒審判長（元大関・魁傑）は「ノーコメント」と話し、相撲協会にも抗議電話が２本入っただけだったが、横綱にはふさわしくない態度だった。