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「中田英寿を見出した男」植木繁晴氏が死去 69歳 平塚、草津などで監督歴任

[ 2024年4月12日 15:50 ]

植木繁晴氏(2007年撮影)
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 Jリーグの平塚、草津(現・群馬)などの監督を歴任し、上武大男子サッカー部監督を務めた植木繁晴(うえき・しげはる)氏が11日夜、群馬県前橋市内の病院で死去したことが分かった。69歳、神奈川県出身。

 関係者によると、植木氏は昨年10月、新型コロナウィルスに感染して入院。その後、一時は回復してリハビリのため、転院していたという。

 葬儀・告別式は4月15日午後1時から、日典ラサ前橋(群馬県前橋市六供町2の50の30)で行われる。喪主は長男の植木雅也さん。

 植木氏は、日大を経て、フジタでプレー。日本サッカーリーグで3度、天皇杯で2度の優勝などに貢献したほか、日本代表にも選出された。

 現役引退後、コーチを経て平塚などの監督を歴任。当時、中田英寿をFWからトップ下にコンバートするなど才能を見出したことでも知られた。

 2004年に草津(現・群馬)の監督に就任。05年にGM補佐を経て、06年に監督に復帰。08年限りで退任し、GMを務めた。14年から23年まで上武大サッカー部を監督として指揮した。

 群馬もこの日、公式X(旧ツイッター)で訃報を伝えた。「クラブ創設者として、GM、監督、代表として長きに渡りザスパを支えてくださった植木繁晴氏(享年69歳)が、闘病の末、昨夜2024年4月11日(木)に逝去されました」と報告。「時には厳しく、時には優しく、ザスパにとっても『BOSS』でした」と追悼した。

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