大迫！宮代！！武藤！！神戸は6発圧勝で今季ホーム初勝利

明治安田J1リーグ第5節   神戸6―1札幌 （ 2024年3月30日    ノエビアスタジアム ）

＜神戸・札幌＞前半8分、神戸・大迫（右）がゴールを決める　（撮影・奥　調）
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　リーグ連覇を目指す神戸が誇る新ユニット“MOM”が初のそろい踏みだ。札幌を今季最多6発圧勝。今季ホーム初勝利で、順位は2位まで浮上した。

　まず口火を切ったのはFW大迫勇也だ。前半8分、FW宮代大聖のフリックを受けると右足でネットを揺らして先制点。エースの今季2得点目で勢いを付けると、同24分には宮代が左サイドからのカットインシュートで追加点。前半終了間際にはこぼれ球を拾ったFW武藤嘉紀が相手DFを翻弄しながら今季初得点を挙げ、試合を決定づけた。

　ハーフタイムを折り返しても手を緩めず、後半4分にはCKの流れから宮代がこの試合2得点目となるバイシクルシュート。同27分にはDF初瀬亮の左CKをDF山川哲史が弾丸ヘッドを突き刺し、最後は武藤のこの日2点目で締めた。

　守備陣はほとんどピンチはなく最少1失点。終盤には昨年3月4日G大阪戦以来392日ぶりのリーグ戦出場を果たしたDF菊池流帆を送り出し、3バックにもトライ。攻守で王者の貫禄を見せつけた。