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新潟・太田 2年連続ホーム開幕弾だ 9日名古屋戦 急性虫垂炎癒え「100%力出す」

[ 2024年3月8日 04:30 ]

J1新潟・太田
Photo By スポニチ

 J1新潟は、9日のホーム開幕戦で名古屋と対戦する。2月に発症した急性虫垂炎も完治したFW太田修介(27)は、コンディションも万全。2年連続ホーム開幕戦でのゴールを決めて、チームの勝利に貢献する。

 昨年に続くホーム開幕戦での劇弾に期待が集まる。太田が本来の動きを取り戻してきた。「攻守で強度を高くやれている。やっとしっくりきたかな、という感じ」と万全の態勢を整え、手応えを口にした。

 沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプが終了し、オフだった2月1日に腹痛に見舞われた。「夜におなかが痛くなって、眠れなかった。我慢して次の日に病院に行ったら、夕方には手術でした」。急性虫垂炎と診断され、2日に手術。3月に入って練習に合流し、ようやく試合出場を目指せるところまで回復した。

 太田は昨年の開幕戦もコンディション不良で出場できなかった。だからこそ「今年に懸ける思いが強くて、オフから自主トレも順調にこなせたし、1次キャンプもコンディション良くやれていただけに、それがゼロになったのは本当に悔しかった」という。入院時は「チームのことが気になって映像やSNSを見ていたら、だんだんもどかしくなって、焦りも出てきて…」と途中から情報をシャットアウトして療養に専念した。

 復帰後は練習試合がなく、90分間の試合をこなしていない不安もあるが「試合に出たら100%の力を出したい」。ここまで2試合を外から見て「自分ならサイドの深いところを取るとか、背後を突くとかイメージはできている」と太田らしいスピードを生かした突破力で攻撃のチャンスをつくるつもりだ。

 昨年のホーム開幕戦の札幌戦では先発出場し、ゴールを決めている。さらに今節対戦する名古屋戦はホームでゴールを決めており相性はいい。「自分の軸をしっかり持ってやりたい。ホームの方がパワーが出るので楽しんでやれれば」。気負わずに太田らしさを出して、快気祝いのゴールを決める。

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