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FC東京 パリ五輪世代のMF荒木が2戦連発で勝ち点1ゲット 移籍後初の本拠であいさつ代わりのゴール

[ 2024年3月2日 18:47 ]

 FC東京―広島 後半、同点ゴールを決め、喜ぶFC東京・荒木(左端)=味スタ
Photo By 共同

 FC東京は2日、ホーム開幕戦で広島と対戦し、1―1のドローに終わった。パリ五輪世代のMF荒木遼太朗(22)が、後半26分に2発決めたC大阪との開幕戦に続く連続ゴールをマーク。チームに再び勝ち点1をもたらした。

 前半は終始相手のペースで試合が進み、攻守両面で圧倒された。そんな劣勢の中、反撃ののろしを上げる一発を決めたのが、今季鹿島から期限付きで加入した荒木。後半26分、長友の右足クロスにニアで反応。「右足で打ちたかったのでとっさに右で持って打ちました」。相手を背負って絶妙なトラップから最後は右足を振り抜きネットを揺らした。

 荒木にとって2試合連続ゴールは、21年3月以来2度目。そのシーズンはそこから大爆発して最終的にキャリアハイの10ゴールをマークし、ベストヤングプレーヤー賞にも輝いた。それだけに今年もU―23日本代表入りなど再ブレークに期待がかかる。

 FC東京移籍後初のホームゲームであいさつ代わりの一発。すっかりサポーターの心をわしづかみにした22歳の若き司令塔は「自信はつきましたし、チームとしても1試合目、2試合目と良くなってきているので、3試合目さらに良くなっていけるようにして勝てたらと思う」と先を見据えた。

 次戦は9日にホームで神戸と対戦。今月中旬に発表されるU―23日本代表入りも期待される荒木は、昨季リーグ覇者相手に自身初の3戦連発を決め、さらなるアピールを目指す。

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