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伊東純也代理人「日本だと出場できなかったかも」 ピッチに立ったことで「精神的に良好に」

[ 2024年2月12日 16:31 ]

S・ランスの伊東純也
Photo By ゲッティ=共同

 性加害疑惑で刑事告訴されたサッカー日本代表の伊東純也(30)の代理人・加藤博太郎弁護士が、12日放送の読売テレビ「ミヤネ屋」にビデオ出演し、伊東と試合後に話したことを明かした。代理人は「疲れた様子もなく、精神的にはコンディションが良くなっているのでは」とフランスでピッチに立ったことが伊東にいい影響を与えている可能性を示唆した。

 伊東は11日に行われた所属する「スタッド・ランス」の試合にフル出場。チームは敗れたものの指揮官は「伊東は問題ない。チームは彼を歓迎している」と語った。

 加藤弁護士は「フランスであったからこそ、みんなが応援してくれてピッチに立てている」と話す一方で「仮にこれが日本であればそうはいかなかったかもしれない。疑惑の段階だけで日本だと出場できなくなってしまう」と、海外のクラブチーム所属だったことが功を奏したことを指摘した。

 今後はW杯予選を控えており、その出場も刑事告訴の行方によっては予断を許さない状況。伊東側は民事で女性側に2億円を超える損害賠償を求める予定だが、「今後も試合に出られないなどの事態になった場合は損害賠償額も拡張する」と話していた。

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