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リバプール遠藤 定位置譲らん 9戦連続で先発出場!勝利に貢献 前日は31歳の誕生日

[ 2024年2月12日 04:40 ]

イングランド・プレミアリーグ   リバプール3ー1バーンリー ( 2024年2月10日    英国・リバプール )

競り合う遠藤(左)
Photo By AP

 リバプールの日本代表MF遠藤航(31)が10日、アジア杯後の復帰戦となったバーンリー戦で終了間際まで出場し、3―1の勝利に貢献した。離脱期間を除けば公式戦9戦連続の先発で定位置を確保。プレミア首位クラブで攻守に存在感を発揮した。ブライトンの同代表MF三笘薫(26)は1―2で敗れたトットナム戦にフル出場した。

 改修工事を終え、リーグ戦ではクラブ史上最多となる5万9896人が客席を埋めたリバプールの本拠アンフィールド。後半アディショナルタイムに退いた遠藤に満場の拍手が送られた。クラブでは元日以来の復帰戦だったが当たり前のように先発で起用された。

 「勝ち点3とともに戻ることができてうれしい。誕生日祝いのメッセージもありがとう」とSNSで発信した遠藤。試合前日に迎えた31歳の誕生日を自ら貢献した勝利で祝った。

 アジア杯による離脱までチーム唯一の公式戦8試合連続先発。離脱中に位置が重なるマカリテルが負傷から復帰したが、代わりにMFショボスライが欠場したこの日は先発を争う2人が今季公式戦4回目の同時先発になった。前半は遠藤が中盤の底、攻撃力が高いアルゼンチン代表が1列前に入ったが、後半は2人がボランチで並んだ。負担が減った遠藤がバランスを保ちながら攻守に持ち味を発揮し、後半7分にはハイプレスからボールがこぼれて勝ち越し弾につながった。

 同13分にもしつこく追ってボールを奪うなど奮闘。デーリー・メール紙は前節4日に敗れた首位攻防の直接対決に触れ「ファンにアーセナル戦で欠けていたものを示した」と称えた。日本代表でもフィールド選手ではアジア杯唯一の全5試合フル出場。マカリテルとも共存可能なことを証明し、名門の主力として確かな力を示した。

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