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久保建英「プレーヤーとして成長できるように頑張りたい」 Rソシエダードと契約延長の理由を語る

[ 2024年2月12日 21:14 ]

久保建英(AP)
Photo By AP

 サッカーのスペイン1部レアル・ソシエダードは12日、日本代表MF久保建英(22)との契約を28~29年シーズンまで延長したと発表した。

 クラブの公式X(旧ツイッター)はハッシュタグ「#Take2029」とともに動画が投稿され、久保は「レアル・ソシエダという非常に大きなクラブと契約延長できて非常にうれしく思います。プレーヤーとして成長できるように頑張りたい」などとコメント。27年まで残っていた契約中に延長した経緯を「数ある理由の一つとしては、選手だったり、監督だったり、チームスタッフのみんな、あとは応援してくれているファン、サポーターとのフィーリングが凄く良かったっていうのが決め手になりました」と説明した。

 22年夏にレアル・マドリードから完全移籍で加入したアタッカーは1年目の昨季に公式戦44試合に出場して9得点6アシストと活躍。チームを10季ぶりの欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場に導いた。今季も昨年9月に日本人選手では初めてリーグの月間MVPに選ばれるなど攻撃陣を引っ張り、20季ぶりの欧州CL16強入りに貢献するなど主軸として欠かせない存在になっている。

 1月にはサウジアラビアのアルヒラルから年俸4000万ユーロ(約64億円)の4年契約という破格のオファーを拒否したことが判明。移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドやリバプールなどからの関心が伝えられているが、27年までだった契約をさらに2年延長したことで相思相愛のクラブで腰を据え、後半戦に臨むことになりそうだ。

 14日にはパリSGとの欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦に臨む。久保は「今週、まず月曜日に僕の契約延長といういいニュースが出てきましたけど、今週の一番ビッグは僕たちがパリのホームで勝ったっていうニュースを届けられたらいいとなと思ってるので、そのためにまずは全力でいい準備をしたいと思います」と力強く語った。

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