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三笘はブライトン復帰戦でフル出場も逆転負け 好機演出にも「最後のクオリティーは必要」と反省

[ 2024年2月11日 11:05 ]

イングランド・プレミアリーグ   ブライトン1―2トットナム ( 2024年2月10日    英国・ロンドン )

ブライトン・三笘(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)はアウェーのトットナム戦にフル出場したが、チームは1―2で逆転負けした。クラブでは左足首を痛めた昨年12月21日のクリスタルパレス戦以来の復帰。敗戦の中で存在感を示した。

 定位置の左サイドで先発すると、前半10分に左サイドで浮き球のロングパスを絶妙なトラップで足元に収めて相手のファウルを誘った。同17分にFWウェルベックが自ら得たPKを決めて先制。同29分には縦パスを受けて右アウトサイドでシュートを放った。1―1の後半36分には左サイドから折り返して決定機を演出。1分後にも自陣からドリブル突破で2人をかわして好機につなげたが、追加点を挙げられないまま終盤に突入。後半アディショナルタイムに途中出場の相手FW孫興民(ソン・フンミン)のクロスから決勝点を許して逆転負けした。

 三笘は「前半にうまく(点を)取れていい展開になったが、自分たちのミスで失ってからショートカウンターの形が多かった。それで流れを持っていかれたというのはある。後半に決め切れるチャンスがあった中で(逆転負けは)妥当な結果。最後にこういう形で負けるのは力がないということ」と渋い表情を見せた。

 自身にとっては昨年12月17日のアーセナル戦以来となるフル出場だったが、白星につなげることができず「動けているところはあったが、シュートもなかなか打てなかった。最後のクオリティーは必要」と反省していた。

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