×

【アジア杯】久保「ああいうのはオフサイドにならない」確信の1発「レフリングガイドみたいなやつで…」

[ 2024年2月1日 00:18 ]

アジア杯決勝トーナメント1回戦   日本3-1バーレーン ( 2024年1月31日    カタール・ドーハ )

<バーレーン・日本>後半、ゴールを決めた久保はオフサイドの判定を受けるも左手を突き上げ喜ぶ。その後、VARを経てゴールが認められた(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は31日、決勝トーナメント1回戦が行われ、1次リーグD組2位通過となった日本代表(世界ランク17位)がE組1位のバーレーン代表(同86位)に3―1で勝利。決勝T初戦突破は2大会連続7度目となり、8強進出を決めた。2月3日の準々決勝ではイラン-シリア戦の勝者と対戦することになった。

 後半開始早々にはMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)が2点目のゴールを叩き込んだ。1―0で迎えた後半開始早々に22歳が決めた。同4分、ゴール前の混戦から久保が左足を振り抜くと、ボールはゴール右サイドに吸い込まれた。一度はオフサイド判定も、VARの結果ゴールが認められた。今大会初ゴールとなった久保は、歓喜の輪の中で笑顔を見せた

 久保との試合後の一問一答は以下の通り。

 ―――得点の場面を振り返って。

 「いや、あれは普通に(上田)綺世君の特徴的に、振り向いてシュート打ってくれるかなと思って出したボールだったんで、あれはゴールでしたけど。たぶん(堂安)律くんも前やってる選手なので、そこで多分かぶってしまって。俺としては“いや~綺世君打ってくれよ”って思ってましたけど。結果として自分のところにこぼれてきたんで、とりあえず、オフサイドなの分かってましたけど、プレーをやめたらもったいないですし。あとは大会前の、マッチコミショナーのレフリングガイドみたいなやつで、ああいうのはオフサイドにならないと聞いていたんで“これオフサイドないな”とか思いながら打ってました。結局にゴールでよかったです」

 ――相手がクリアした場面?

 「そうです、そうです」

 ――どうですか、決まった瞬間。

 「ああいうのがVARの悪いところであり、いいところであると思うんで。ゴール待たなきゃいけない時ありますけど、ああやってみんなで喜べるのはポジティブに捉えていいかなと思います」

 ――苦手だと語っていたピッチ。納豆のピッチ?

 「シンプルに、はたく場面が増えたので、そんな気にはならなかったですね」

 ――いかにこのゴールが生まれたっていうのは、本当にチームにとって盛り上がる。

 「菅原選手には“やっとかよ”って言われましたけど。彼はいつも僕に厳しいんで(笑い)。今日くらいは褒めてくれてもいいんじゃないかなと思いましたけど。まあ、なんでしょうね、決めれて良かったですし、あとは、惜しいシーンも何回もつくってたんで、決まってなくても、自分的には満足してました」

 ――改めてゴールシーンについて。

 「短期決戦。堂安選手がメンタルという話をしていて、で、ゴールシーン。ああいう場面でも転がってくるとなかなか思わないとこで、きっちり決め切るのか。そこがメンタルのか。まあ、分からないですね。僕、あんまメンタル気にしないんで。その、なんていうんでしょう。別に良くても悪くても次試合続くんで。あんま気にはしないですけど。今回はラッキーだったっていうことで、次の試合、多少アンラッキーでも我慢しようかなと思います」

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年1月31日のニュース