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【アジア杯】三笘薫が今大会初出場で流れ変えた! 嫌な失点後ピッチに入って4分、上田が今大会4発目

[ 2024年1月31日 22:07 ]

アジア杯決勝トーナメント1回戦   日本ーバーレーン ( 2024年1月31日    カタール・ドーハ )

<バーレーン・日本>後半、上田がゴールを決める(撮影・西海健太郎)
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 今大会初めてベンチ入りしたMF三笘薫(26=ブライトン)が、後半23分に今大会初出場を果たした。

 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は31日、決勝トーナメント1回戦が行われ、1次リーグD組2位通過となった日本代表(世界ランク17位)がE組1位のバーレーン代表(同86位)と対戦。前半31分にMF堂安律が先制ゴールを決め、1―0とリードし後半へと折り返した。そして迎えた後半開始早々にはMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)が2点目のゴールを叩き込んだ。

 しかし、その15分後、自陣ゴール前に上がったクロスボールの処理が甘くなり、再度ジャンプでボールをつかもうとした時に頭でクリアしようとした上田と交錯。ボールは無情にもゴールネットに吸い込まれた。

 そして後半23分、1点差に詰め寄られた森保監督が動く。久保と中村に代えて南野と三笘を投入した。三笘が今大会初出場でピッチに入ると、嫌なムードが一変。そして、その4分後となる後半27分に上田が右足を振り抜きこの試合3点目、自身今大会4発目となる大きな大きなゴールを決めた。

 スタジアムは悲鳴と歓声で声が聞こえないほど。異様なムードがスタジアムに漂う中、3―1と日本が2点をリードして終盤を迎えた。

 1―0で迎えた後半開始早々に22歳が決めた。後半4分、ゴール前の混戦から久保が左足を振り抜くと、ボールはゴール右サイドに吸い込まれた。一度はオフサイド判定も、VARの結果ゴールが認められた。今大会初ゴールとなった久保は、歓喜の輪の中で笑顔を見せた。

 3大会ぶり5度目の優勝を狙う森保監督は前回のインドネシア戦から先発メンバー1人のみを変更。主将のMF遠藤とGK鈴木の2人は開幕から4試合連続のスタメン入り。故障明けとなるMF三笘が今大会初めてベンチ入りした。

 試合は日本がボールを支配すると前半31分に待望の先制点。DF毎熊の豪快なミドルシュートが左ポストに当たり、跳ね返ったこぼれ球をMF堂安が詰め、ゴールネットを揺らした。歓喜に沸く日本だったが前半36分にMF旗手が負傷交代となるアクシデントが発生。代わってMF守田が途中出場。1点リードのまま前半を終えた。

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