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明大がJ内定者会見 J2甲府内定DF井上が同郷の篠田監督からかけられた言葉とは…

[ 2024年1月12日 17:19 ]

J2甲府内定のDF井上樹
Photo By スポニチ

 明大サッカー部は12日、都内でJリーグ内定者会見を行い、6選手が意気込みを語った。J2甲府に入団する主将のDF井上樹(みき、22)は「生まれ育ったクラブに戻れるのは幸せ。ジュニアからユースまで育った土台に明大の4年間の積み上げを見せられたらチームの勝利にも貢献できると思う」と意気込みを語った。

 山梨県甲府市出身。幼稚園から甲府のスクールに通い、ジュニアユース、U―18と高校まで甲府一筋のサッカー人生を送ってきた。大学から明大に進学。故障も多く、苦しい時期も経験したが4年時には主将としてインカレ優勝を経験。「成長した姿を見せて、甲府の皆さん、山梨県民の皆さん、明大に恩返しができればと思っている。まずはJ1昇格のために持っているものを全て出したい」と力を込めた。

 同じ甲府市出身の篠田善之監督(52)からも期待されている。J1昇格を逃した甲府はACLに向けて明大と練習試合を組んだ。内定が決まっていた井上に、篠田監督は「J1に昇格できなくてごめんな」と一声かけられたという。同時に「お前がJ1に上げろ」とゲキも飛ばされた。指揮官からの言葉に「J1に上げる責任もあるんだと思った」と気持ちを奮い立たせていた。

 甲府は今季のJリーグ開幕前にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の蔚山戦が初戦となる。プロデビューがアジアとなる可能性も十分。井上は「もちろんACL出場もJ1に昇格することも目標。アジアの舞台で戦えることにわくわくする。どれだけやれるのか勝負したいし、挑戦していきたい」と意気込んでいた。

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