【高校サッカー】青森山田・黒田前監督スタンド観戦で涙　正木監督へ「よくマネジメントしてくれた」

第102回全国高校サッカー選手権決勝   青森山田3―1近江 （ 2024年1月8日    国立 ）

＜青森山田・近江＞感慨深げな表情の町田・黒田監督（撮影・西海健太郎）
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　現在はJ1町田を指揮する青森山田の黒田剛前監督（53）もスタンドから見守り「雪国の青森山田のサッカーだなという勝負強さを感じた」と目には涙を浮かべた。

　今大会に向けてはチームが東京入りした昨年末から町田の施設を練習会場として提供し、PK戦の助言や国立を舞台とする準決勝以降の戦い方を選手に伝授するなど、元教え子の正木監督を後方支援。実質就任1年目で頂点に導いた指揮官を「いきなり監督でプレッシャーもあったと思うが、よくマネジメントしてくれた」とねぎらった。

　直接指導した選手たちの笑顔を見届け「素晴らしい3年生になってくれた。うれしい」と感慨深げ。黄金期到来へ「またチームは変わる。ベースアップ、アップデートしてほしい」と期待した。