【高校サッカー】神村学園　名和田の2ゴールで貫禄8強　2戦連発のエース「切り返しをした時点で…」

第102回全国高校サッカー選手権　3回戦   神村学園2ー1神戸弘陵 （ 2024年1月2日    等々力 ）

＜神村学園・神戸弘陵学園＞得点を決め声援に応える神村学園・新垣（左）と名和田（撮影・西尾　大助）　
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　U―17W杯で活躍した名和田が2試合連続ゴールで神村学園を8強に導いた。

　1―1の後半31分、右CKのこぼれ球に反応して右足でシュート。相手にはじかれたが、転がってきたボールを拾うとDFを交わして左足でゴールネットを揺らした。

　「3、4枚選手が突っ込んできたのは見えていた。切り返しをした時点で勝負はあったかな」と混戦の中、冷静さが光った。有村圭一郎監督も「ゴール前の質があり、ピッチにいることで存在感がある。1発、試合を決めるために彼を置いている。ちゃんと仕事をしてくれた」と勝負強さを評価した。

　ただし、本人は仕掛ける場面が少なかったことを反省。「トライしないと自分の特長が出ない。もっとシュートを打たないと」と2年生ながら主力としての自覚が十分だった。