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本田圭佑 自ら創設した初の10歳以下の全国大会で金言「負けても諦めないこと。諦めた奴から脱落する」

[ 2023年12月24日 16:05 ]

「4v4 JAPAN CUP U10 2023 presented by au」の開会式で選手を前に熱弁する元日本代表MF本田圭佑
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 サッカー元日本代表MF本田圭佑(37)が24日、自らルールも考案して創設した10歳以下(小学4年生以下)の初の全国大会「4v4 JAPAN CUP U10 2023 presented by au」の開会式に参加した。全国から48チーム、約250人が参加し、千葉市内で全国大会予選がスタート。予選を勝ち抜いた2チームが26日に決勝を行い、優勝チームは本田が率いる長友佑都(FC東京)、遠藤保仁(磐田)、乾貴士(清水)、家長昭博(川崎F)、酒井高徳(神戸)、宮市亮(横浜)、李忠成(前新潟シンガポール)のスペシャルチームと対戦する。

 本田は開会式で「サッカー選手になるにはここから絶対に何回も負けます。みんなが好きな選手もたくさん負けてきています。世界で活躍する選手も何回も負けてきています。負けても諦めないことが大事。この大会で勝てるチームは1チーム。中学生、高校生になってもそこで何回もやれるかどうか。最終的にみんなが諦めていく。諦めた奴から脱落していく。残った奴が成功者。決して勝った奴が残っているわけじゃない。勝った奴が残っているケースもあるけど、必ずしも勝った奴だけが残っているわけじゃない。諦めなかった奴が残っている」と熱弁。少年少女を前に諦めないことの大事さを説いた。

 4対4で行われる「4v4」は1チーム6人制。10分1本のサッカー形式で行われ、20秒のショットクロックが設定されている。また、監督なしという独自ルールを採用、フィールドに大人がいないため選手自らが交代やタイムアウトの判断をする戦略性も魅力の一つだ。

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