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プレミア首位攻防戦で存在感の遠藤「ベストパフォーマンスをどんどん更新している感覚」

[ 2023年12月24日 12:09 ]

イングランド・プレミアリーグ   リバプール1―1アーセナル ( 2023年12月23日    英国・リバプール )

アーセナル戦に出場したリバプールの遠藤(AP)
Photo By AP

 リバプールの日本代表MF遠藤航(30)がホームで行われたアーセナルとの首位攻防戦にフル出場して存在感を示した。勝ち点1差で首位を追う2位リバプールを安定感があるプレーで中盤の底から支え、1―1で引き分けた大一番でフル出場した。

 前半4分に先制を許したリバプールだが、同29分にサラーのゴールで1―1と追いつくと、その後も激しく攻守が入れ替わる上位対決にふさわしい戦い。その中で遠藤も持ち味を存分に発揮し、6度のデュエル勝利に3度のタックルに2度のインターセプトを記録し、地元メディアから高評価を受けた。

 首位浮上の機会を逃す結果となったが「90分を通して内容はお互い良かった。インテンシティーが高かった。2―1で勝てれば理想だったが、お互いチャンスがあった中で1―1は妥当な結果」と遠藤。MFマカリテルが負傷離脱している中で公式戦6試合連続先発とチーム内での存在感が増している状況に「自分がやるしかないというか、今のチームは自分に懸かってるぐらいな感じでやらなきゃいけない。こういう大事な時にこそ力を発揮しないと。それが今はやれているとは思う。さらにプラスアルファをもたらせるような選手になっていきたい」と自負をのぞかせた。

 30歳にして名門リバプールに加入。速さと強さを求められるプレミアリーグで成長を感じているという日本代表の主将は「チームとしても個人としても、ベストパフォーマンスをどんどん更新していっているような感覚。それを続けていくことが大事と思う。これが基準と思っている」と強調。さらに「今日、どれだけの日本人が見たか分からないが、これを基準にサッカーを見てもらえれば。見る目も含めて日本のサッカー(のレベル)も上がるのかな。キャプテンとしてはプレーで見せ続けて、サッカーを引っ張っていければいいかなと思う」と訴えた。

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