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新潟MF三戸舜介 オランダ1部スパルタ移籍へ J1ベストヤングプレーヤー賞の1メートル64ドリブラー

[ 2023年12月21日 03:00 ]

オランダ1部スパルタへの移籍が浮上した新潟・三戸舜介
Photo By スポニチ

 オランダ1部の古豪スパルタが今冬での獲得へ向け、今季J1ベストヤングプレーヤー賞に輝いた新潟のU―22日本代表MF三戸舜介(21)に正式オファーを出していることが20日までに分かった。来季以降も新潟との契約を残しているため、違約金が発生するが、複数の関係者によれば交渉は順調に進んでいるようで、一両日中にも正式決定する見通しという。

 三戸は1メートル64と小柄ながら、抜群のスピードと緩急鋭いドリブルが武器のMF。これまで数々のJリーガーを輩出したJFAアカデミー福島の10期生で、21年に当時J2だった新潟入りすると、1年目から真価を発揮。J1初参戦となった今季は31試合4得点2アシストでチームの攻撃陣を支え、過去に南野(モナコ)、柴崎(鹿島)、酒井宏(浦和)らも受賞したベストヤングプレーヤー賞に輝いた。

 スパルタはオランダ最古の歴史を持つ古豪で、今季からは同じパリ五輪世代の斉藤光毅(22)も所属。海外初挑戦の三戸にとってはチームになじみやすい環境があるほか、斉藤との共闘も期待される。「ネクスト三笘」の期待も高いJ屈指のドリブラーが、飛躍のシーズンを終え、満を持して海を渡る。

 ◆三戸 舜介(みと・しゅんすけ)2002年(平14)9月28日生まれ、山口県宇部市出身の21歳。中学進学と同時にJFAアカデミー福島に加入し、21年に当時J2の新潟入り。同年の開幕戦でプロデビューし3月の東京V戦で初得点。翌22年、チームはJ1に昇格し、今季は31試合4得点でクラブ初のベストヤングプレーヤー賞を受賞。日本代表はU―15から各年代で選出。1メートル64、60キロ。利き足は右。

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